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貿易実務検定A級 合格体験記


神戸大阪通関貿易教育研究社の貿易実務講座受講生で合格された方の体験記を掲載中です。

今後の学習や講座の受講等の参考にしてください。

令和4年10月受験 第21回 貿易実務検定 A級合格
I.Y.さんの合格体験記  50代女性  兵庫県明石市
(貿易実務検定A級受験対策講座受講)オンライン受講
                                              



私の合格体験記


【受講について】
社内で航空危険品の講師をしたり、
後輩に教える立場であるため
自分自身の理解がどれほどのものか、
立ち位置を再確認する意味で勉強を始めました。

2020年に独学で貿易実務検定C級を取得し、
翌年B級も取得しました。
当初はA級も独学で進めるつもりでしたが、
問題集を解いてみても、
なぜそうなるのか行程・答え共に分からない問題も多くあり
また、非常に時間がかかっていました。

独学の気の緩みもあって、
思うように進まず
このままではマズイと思って、
受講を申し込みました。

当スクールは、
ネットで何度か目にしており
「真摯に教えてもらえる」と評判でしたので、
教えていただくならこちらにしようと決めていました。

【受講形態】
オンライン受講にしました。

業務上テレワークもあるものの、
かなりのアナログで
実際に受講出来るか不安でしたので、
事前テストをお願いしました。
お忙しい中、
ご対応いただいた斎藤先生ありがとうございました。

直接教室で受講される方と
オンライン受講との違いは特に感じませんでした。
受講生の皆さん熱心で、
質問される方も多かったため
私自身も気兼ねなく質問することが出来て、
ありがたかったです。
他の方の考え方や質問も参考になり、
とても勉強になりました。

授業は、初めのうちは問題に対して「回答」するだけでしたが
回を重ねるにつれ、
「回答+なぜそう考えたか」を求められるようになりました。
正解であっても、
その過程があっているか確認されたのだと思います。

また、回答や受講生の質問に、
なぜその答えになるかを図表を書いて説明いただいたのが
非常に分かりやすく、
テキストに書き込んで何度も見直しました。

独学でいくら考えても、
分からない部分はどうしようもないので
このあたりは、やはりスクールの利点かと思います。

【勉強について】

1) 貿易実務
先生から「この科目で点数を稼ぐ」
「慣れしかない」と言われたため
第14回~20回まで、最低でも各5回まわそうと決めました。
5回といっても、
予習・授業・復習で3回になるので、
自分自身でやるのは+2回程度になります。
当初はかなり時間がかかっていましたが、
直前には1回約30分程度でまわせるようになっており
各回の問題集の表紙に「正」の文字を完成することを励みにしました。

書類作成は、
実際に書いて覚えるしかありません。
手が痛くなることもありましたが、
書き続けました。
通勤時の電車の中では、
必要箇所の解答集コピーを度々眺めて
どこにどんなことが書いてあるかを把握するようにしました。

海上輸送の問題で、
必ず「都市がミシシッピ川のどちらに存在するか」が問われるため
ミシシッピ川+アメリカ主要都市が記載された地図をトイレに貼り、
毎日見ました。
(それでも実際の試験では間違えましたが・・・)

2)貿易マーケティング
一番苦手としたのがこの分野です。

マーケティングの独特の用語と計算問題に手を焼きました。
特に計算問題は、
算数レベルの私には苦痛以外のなにものでもありませんでした。

こちらも回数をまわしましたが、
実務に力を入れていたため
付け焼き刃的なものになりました。
計算問題が苦手な分、
記述式でなんとか点を取らねばと
なるべく語句の説明を覚えるようにしました。
これは実際の試験でも、
役に立ったように思います。

3)貿易実務英語
英作文以外で点数を取るつもりで進めました。

ただ、そそっかしい性格で、
英文(和文)の選択問題では
当初見落としなどで間違いになった問題が多く発生したため、
やり方を変えました。

はじめは、選択肢のA/B/Cの英文(和文)を
一つずつ読んでいくスタイルでしたが、
これだと各文章との違いが分かりにくい上に、
Cまで読むとAの文章をもう一度読み返すこともあり時間がかかります。
変更後は、一文につきA/B/C 同時進行で読むことにしました。
A/B/Cそれぞれの英文(和文)の下に線を引き、
違う単語・表現が出てきたらそこにチェックを入れます。
また次の一文もA/B/C同じように見ていき、
最後に全体を見て、
和訳(英文)にあったものを選択するようにしました。

色々な解答方法があるかと思いますが
私はこの方法でほぼ正解となった上、
読み返しの時間もなくなり時間の大幅短縮につながりました。

A級では、法律用語が多く出題されるため
ネットで法律関係の用語を調べ、単語帳を作成しました。
実際の試験でも、スムーズに解答でき有効だったと思います。

ただ、単語帳作成は時間もかかるので
これから勉強される方は、
法律英語の本を購入された方が効率的かもしれません。

【試験を終えて】
先生から「貿易実務で点を稼ぐように」と言われて力を入れていたのに、
海上輸送問題で、
シカゴの位置を痛恨のミスをし
(当初あっていたのに、見直し時点で迷って間違えました)
外貨建約束手形では、
一部どうしても思い出せない箇所がありました。

貿易マーケティングは計算問題では手も足も出ず、
他もうろ覚えの部分があり、

貿易実務英語は、
最後の英作文をのぞき
まあ出来たかな・・と思いつつも

全体を考えると「終わった」と思って、
凹んでいました。
けっこう頑張ったのに・・・とひどく落ち込み、
「貿易実務」の文字を見るのも嫌だったので自己採点はしていません。

発表当日は、不合格だったら仕方ない、
来年・・・と自分自身に区切りをつける意味で確認した程度だったので
まさか、合格してるなんて思ってもいませんでした。
出社日でしたが、喜びのあまり机をドンドン叩いてしまいました。

斎藤先生には本当にお世話になりました。
また、試験直前まで質問にも丁寧に回答いただき、
感謝しております。

"先生の「まだ試験まで4日もあります。
質問がありましたらお気軽にお問い合わせください」との温かい言葉に
"
どれほど救われたか分かりません。
本当にありがとうございました。







☆神戸大阪通関貿易教育研究社からのコメント☆

I.Yさん、合格おめでとうございました。I.Yさんは合格体験記にもありますように、オンライン受講に不安を感じられていましたので、事前に接続テストをされたのですが、時々マイクの不調の方や、接続が途切れ途切れとなる方もいますので、受講に支障がないか少々心配をしておりましたが、実際の授業では全く問題もなく、スムーズに受講されていました。I.Yさんの合格体験記ですが、合格に必要な学習量もよくわかりますし、独自に工夫された学習方法なども大変参考となり、とても良い合格体験記であると思います。A級試験の情報は本当に少なく、どの程度学習すれば合格できるのか、また、どのように学習すれば合格できるかが分からない方は多いと思いますので、I.Yさんの合格体験記はそのような方々に大変貴重な情報源であると思います。ご自身も社内で指導する立場にあるとのことですから、A級試験を通じて学んだ知識を社内の指導などで生かして、今後も頑張ってください。このたびは本当におめでとうございまいた。




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